「どうすれば自然に人を撮れますか?」という質問をいただいたので僕なりの回答をしてみます。
”自然に”という概念は人それぞれで何をもって”自然に”かということになりますが、
例えば複数人いて何かをしている、これは遊びでも仕事でもスポーツでも、
カメラを意識しないでカメラがあることすら気づかずに、そのやっていることに集中している様子を撮る。
これって自然な表情だと思いませんか?
例えをもう一つ、複数人でバーベキューをしてるとします。
楽しい集まりの時間に「はい、みんなこっち向いてー!はいチーズ!!」
にっこり笑ってピースしてる人もいればわざと変顔をしてひょうきんに写る人もいると思います。
でもこれもみんな楽しそうな自然な表情だといえますよね。
ポイントは
・カメラがあることを感じさせない
・カメラがあっても気にならない
そんなことを意識して撮ってみるといいかもしれません。
複数人いる時の撮影では比較的簡単に自然な表情を狙うことができます。
カメラを意識する前に他の人たちとの会話や作業に気がいくはずです。
そこを狙って撮ってみましょう。
そこからだんだん声をかけていきます「はい〇〇ちゃんこっち向いて〜!」
そしたら相手は一瞬だけにっこりカメラを見てにっこりしてくれるはず。
そこを逃さずシャッターを連射です!!
というような撮り方も一つの手です。
では一対一の時はどうすればいいのか?
これも実は同じです。
カメラを意識させないでいればいいのです。
プロのモデルさんでもないのに「笑って〜、にっこり〜」と言って笑ってくれる人は多くはありません。
楽しくもないのに「笑え」と言って笑えるはずないですよね(笑)
一対一のときには相手とのコミュニケーションが重要です。
結局は人と人、仲良くなって自分のことを信頼してもらえていれば自然と笑顔を引き出せるはずです。
僕の経験でいうと初デートの時に彼女に喜んでもらおうと必死でしょうもない話をして笑いを取ろうとしていたアレです。
(僕だけの経験だったらすいません・・)
矛盾するようではありますが、ここでさらにもう一点。
自然な写真=自然な笑顔
というとこにならないですよね。
わざとらしい写真は、文字通りわざとらしいので自然とはいえないですね。
例えば一般の撮影慣れしていない人に雑誌のモデルさんのようなポーズを求めてもうまくいくわけはありません。
僕自身、作品に関してはあまりポーズは求めないようにしています。
一瞬の仕草など、無意識の中にある動きに対して反応してシャッターを切るようにしています。
目線も一瞬だけ視線を外したり、一瞬だけカメラを見たときなど
自然な写真とは無意識の中にあると思っています。
この作品でいうと話をしながら時には僕もわざとカメラを構えるのをやめてなど、
普段話をしながら撮影しました。
風が吹き、少しだけ乱れた髪を耳にかき上げる瞬間にシャッターを切りました。
どうですかね?自然な感じに撮れているでしょうか?
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